妻が浮気をしていると思います
自分で尾行調査できますか
今回はこの悩みに答えてみようと思います。
何を調べたいのか
まず尾行調査を自分で行ないたいという場合、「なんのための調査なのか」を明確にしましょう。なぜなら、尾行をして確認したいことが何なのか。それによって難易度が大きく変わってくるからです。
まず、尾行調査をして
- 単に浮気を本当にしているのか確認をしたいだけ
- 結果によって妻と話し合ったり、修復を考えたい
というだけでしたら比較的尾行の難易度は低いかもしれません。奥さんに「これを見ろ!浮気しているだろう!?」と問い詰められるだけの根拠となればよいからです。
しかし、尾行調査の目的が
- 浮気を本当にしているのであれば浮気相手に文句を言いたい
- 浮気相手や妻に慰謝料請求をしたい
- 離婚請求もしたいかもしれない
- 離婚をするのであれば子どもの親権を自分がとりたい
というところまで考えると難易度は変わります。裁判所が認めるだけの「客観的な証拠」まで必要となるからです。
まずあなたの目的はどちらでしょうか?
浮気の有無を確認したいだけ
比較的、楽です
尾行調査をするあなたの目的が、
- 単に浮気を本当にしているのか確認をしたいだけ
- 結果によって妻と話し合ったり、修復を考えたい
だけであると仮定しましょう。
その場合には、こっそりと奥さんの後を尾行をして、男と会っているところを撮影する程度でもいいかもしれません。それを奥さんに見せれば「ごめんなさい」と白状する可能性もあるからです。
ただし、注意が必要
ただし、ここで注意が必要です。
それは奥さんが「それは友達」だとか、「仕事の打ち合わせ」といって認めない可能性も十分考えられるからです。
例えば、嘘をついて男性に会っていたとしても「あなたがいつも嫉妬するからなんとなく嘘をついたけれど、別にやましいことはなにもない」なんて言い訳をするかもしれません。
そうなると困ったことになります。さすがにもう一度尾行をしてさらなる根拠を・・・なんてことは難しいでしょう。尾行調査をする可能性があると思えば、奥さんは以前の数十倍の警戒心をもって行動するようになるため、二度と証拠はつかめない可能性が高いです。
認めさせるのであれば、一発で「ごめんなさい」といわせるまでの証拠を集めた方がいいのです。
決定的な証拠をとる
決定的な証拠とは
相手がまだ油断している今がもっとも調査がしやすい時です。今できれば決定的な証拠をとっておきたいところです。
ここで、決定的な証拠とは「不貞行為があった」と確実にいえるものです。典型的なのは、ラブホテルに入っていくところと出てきたところの写真(動画)です。
言い訳をさせないために
ただ、世間一般的にはラブホテルに入るところと出てくるところの画像をとっても「結局何もしていない」「体調が悪くなっただけ」といった明らかな嘘をつく女性も非常に多いです。
またこれがラブホテルではなく通常のビジネスホテルであったり、浮気相手の自宅であったりするともっと言い訳は通りやすくなります。
こういった言い訳をさせないために、できれば「デートしよう」といった浮気相手とのLINE履歴のスクリーンショットや、通話音声等も併せてあったほうが望ましいです。また、ラブホテルではなくビジネスホテルや自宅に入っていく画像しか撮れない場合には、1回ではなく2〜3回の画像があったほうが理想的です。
ここまでやればさすがに「何もなかった」「浮気ではない」とはいえないでしょう。
なお、言い訳ができないほどの完璧な証拠をそろえるためのノウハウをこちらにまとめていますので是非参考にしてください。
法的な措置も考えるならば
法的措置とは
こうやって絶対に言い逃れができない証拠を収集した場合、あなたの奥さんやその浮気相手に対して「慰謝料請求」をすることが可能です。
その金額は、だいたい50〜300万円くらいと思ってください。
また、離婚請求も可能となります。こういった法的な措置まで考える可能性があるのでしたら、きちんと裁判所で認められる「形式」に証拠を整えておきましょう。
裁判所が認める形式はけっこうたいへん
裁判所が認める形式とは、やはり誰がみても浮気していると分かるものになっているかです。
これらの答えが分かりますでしょうか。分からなかったら、せっかく頑張って尾行をしつつ撮影をできたとしても裁判所が証拠として認める形式になっていないかもしれません。それはつらいですよね。
どういった形式にすれば証拠として十分なのかはこちらのページにまとめています。これをしっかりと理解した後で「自分1人でできることか?」を考えてみるのも良いと思います。